遮音用オーダー耳栓
遮音用オーダー耳栓の受注を行っています。
難聴を考えた場合に、近年では原因として最も大きな部分は音響曝露と言われています。
音響曝露とは日常生活下で大きな音をどれだけ聞いたか?が問題となりその蓄積時間から聴力低下が起き始める時期が大きく関わっていると言われています。
つまり日常生活下でできるだけ大きな音を聞かないように耳を保護することが自身の聴力保全に繋がるとされています。
難聴問題は現在世界的に深刻な問題とされ、WHO(世界保健機関)でも2015年からこの難聴問題に対して活動がはじまり、2017年には明確な音響受容に対する処方(ガイドライン)が出されました。
下の表は一週間で聞いてよい音の許容時間となり、この目安を超えると難聴(聴力低下)のリスクが高まるとされています。
では、80㏈以上の音として考えると、日常生活でそんな大きな音は聞いていないと思うかも知れませんが、例えば電車通勤時に地上を走る電車内の音の大きさは70~80㏈、地下鉄の車内では更に大きくなります。また車の車内も同様で高速道路走行時は平均80㏈前後と言われています。例えば通勤で片道1時間とすると日に2時間、週5日で考えるとこれだけで10時間となってしまいます。
一つ一つ考えてみると意外と日常生活環境で多くの音を聞いているかも知れません。
そういった事を考え日常生活でも遮音用耳栓を活用することをご案内しています。
オーダーメイド耳栓
耳栓と言うと単純に耳を塞ぐ、耳を塞げば聞こえなくなるなどと思われますが…
実際は耳栓をしても多くの音は聞こえます(もちろん会話も)あくまで耳栓は実際の音を弱め(減衰)させて聞くといったものになります。
まずは自身の日常環境でどの程度音に晒されているかを意識して、もし可能であれば耳栓の使用を検討してみてはいかがでしょうか。
一般的な耳栓は既製品となりますが、やはり耳の形状は個々に違います。既製品では上手く耳に入らない、または痛くなるなどの場合やより目的に合わせた耳栓をと思われる場合はオーダーメイドの耳栓がオススメです。
イヤモールド
耳掛け型補聴器に使用するオーダー耳栓(イヤモールド)もオリジナルで作製しています。
毎日使用する補聴器、少しでも自身の好みに合わせた色やデザインをと言ったご意見から当店ではオリジナルのイヤモールドを作製しています。